≪パンダリングローズに込める想い≫

生まれた時は未熟児で少し歩けるようになると両足の股関節脱臼ということがわかり、小学2年の時に右足を手術しました。小さな体で腰から右足首までを重いギブスで固められた生活が長期間続き、体もひ弱でいつも庭の草花が遊び相手でした。

 

 ★生け花の師との出会い

外部との接触の少ないそんな私を見て、母は私が小学6年の時に生け花を勧めてくれました。穏やかで自然をこよなく愛しておられる師であられた故・鷹尾其楓先生のご指導の元【自然からは謙遜と生きる力を学べます】と教えていただき、思うように動けない体であったことが幸いして、すべての植物の不思議を感じ、想像力・観察力などが養われました。

 

20歳になり植物を通して活動範囲も広がり、生活を楽しむことを少し覚えましたが内気で消極的な性格は同様でした。そんな私に対して、【人に教えることによって自分が磨かれ、成長出来ることがたくさんあります】と強くお勧めをいただき、何一つ自信もないまま、うながされるままに花に携わる事を生涯の仕事として踏みだしました。

 

 ★導かれた出会い

折しも、花展に出展するための花材を近くの山に探しに行った際、車で道に迷いたどり着いた所が【能勢川バイブルキャンプ場】という施設でした。もたついている私に優しく声をかけてくださったのがそこを開拓しておられた北米から来られた宣教師ご夫妻でした。

 

そのことを機に、遠い国から日本に来られたご夫妻がお持ちの価値観やそのお人柄に魅かれ、自分もそのような大人になりたいと思うようになり、やがてクリスチャンとなり結婚し、2人の息子を授かり、クリスチャンホームとして現在まで歩んでまいりました。

 

自然の摂理の不思議さ、そこから感じる畏敬の念など、人の力など到底及ばない「何か」をずっと体感していた私にとり、それらの背後に【創造された方がおられる!】という聖書に書かれている言葉に深く納得し、素直に受け入れることが出来ました。 

 

しかし、時折、冷たい隙間風が吹き込んでくるような・・誰にも埋められない大きなおびえ、おき所のない心の空洞があり、自分のふがいなさ・心の底に秘めた醜さのゆえにどうしようもない気持ちにさいなまれるときがありました・・・。

が、自己中心でしか考えることのできない様々な【罪】と呼ばれる事のために、私のために十字架にかかり命を捨ててまでありのままの私を愛してくださった聖書の神・イエスキリストの存在を知りました。それにより聖書のお言葉を通して、祈りを通して何にも代えがたい深い充足感と揺らぐことのない安心感を得ることができるようになり、物事を少しずつ肯定的に受け留められるように変えられていきました。 

 

今はどんな状況になっても大丈夫!! 「神はすべての事をあい働きて益としてくださる」「神のなさることは時にかなって美しい」・・と。

その聖書のお言葉通り、自分の思いや感情面は大きく揺れ動き、絶望、困難など否定的な考えしか出てこないそんな時も、祈ることを知り又、聖書の言葉から折に触れたふさわしい励ましそして、示唆を与えられてきました。それは何にも勝る私の宝であり生きていく源になりました。

 

結婚して40年、家庭をもち、息子たちを育てる中での紆余曲折の日々でさえ、いつも絶妙のタイミングで導いて下さる方、共に寄り添ってくださる方々が備えられ、そのお陰で今があります。

それを思いかえすたびに、今度は自分の置かれた立場を通して、少しでも何かのお返しが出来たらと考えるようになっていました。


【ジュノカ】・ヒノキで作成したバラ
【ジュノカ】・ヒノキで作成したバラ

東日本大震災

2011年3月の東日本大震災から2ヵ月経った頃・・・心の中に何か、かり立てられる思いが溢れ出し、近隣の友人知人をはじめ広くは兵庫県内のキリスト教会のご協力を経て、大震災のためよぎなく避難されておられる所に、常備小物セットと共に、身近にある新鮮なローズマリーやユーカリなどでリースを作成、「その香りで少しでもホットしていただければ!」と、ただそんな思いだけで、日本国際飢餓対策機構などを通して、志津川高校避難所や仮設住宅へ送り続けました。

 

★「パンダン」という葉との出会い

その数年前より、次男夫婦がタイに宣教師として赴き、極貧のゆえに学校に行けない子どもたちに勉強やサッカーを教えつつ、タイの方々に仕えていました。

そんな流れがあり、6ヶ月間の被災地へのリース作りをひと段落した11月に、思いがけず初めてタイを訪問するという機会が与えられました。

そして、そこでパンダリングローズのアイデアの基となるパンダン(現地語ではバイツーイ)というハーブである葉っぱに出会いました。それを見た瞬間、なぜか私の頭から離れなくなりました。

 

★【パンダリングローズ】で支援活動をとの思いになったきっかけ・・・

帰国した後、日本では珍しいこのパンダンでバラを作り、震災の何かのお役に立てないものかと思いがつのり、2012年・それらを独自にアレンジした「パンダリングローズ」を発案し【商標登録】を取得いたしました。この名前はパンダンの葉がバラ(ローズ)になりそれが輪(リング)になり拡がって行くように♪という思いと共に自然に浮かんできた名前です。

【一輪のバラから支援金が生まれます!】をキャッチコピーとして、生の葉を形成してバラを作成し、そのバラをご購入された金額の中よりわずかではありますが支援金を発生させて行く活動となりました。

※2012年2月大阪のタイの総領事館に赴き、パンダンを用いてこのような活動をするにあたり不都合がないか調査依頼をし、それから、1週間後に当時在職中の【タイ総領事館 館長様】より許可を頂くことが出来ました。

 

★もしかして、これが「起業」ということ?・・

志を共にした方たちと活動し始めて2・3年経った頃、この活動を存続させるには熱い思いがいくらあっても素人の考えだけでは限界があることに気が付き、遅まきながらではありますが、しっかりとした基盤構築の必要性を痛感し始めました。そんな折、パンダリングローズ1dayレッスンの開催などを企画し背後で応援してくださり、又自己紹介セミナーなどでお世話になっていた『相葉恭子様』にご相談したところ 芦屋で女性起業コンサルをされている『永里真由美様』をご紹介していただきました。

いつの間にか思いもしなかった「起業」という形になってしまっている事で、あまりにも無知で苦手分野の私にとり、大きな決断を有した時でした。

 

永里様のコンサルは、作品のアイデアばかりが先行する私に、経営者として歩んでいくための様々な「軸」になる示唆をくださいました。

それには、先ずは「自分を知る」ことから。自分では当たり前と思っていることが実は他の方々には当たり前ではなかったこと!・・そんなことを理解するにつれて、どれも腑に落ちる事ばかりでコンサルの時間が待ちどうしく、楽しく、充実した時間となりました。

そうこうしているうちに、さらに思いもよらなかった「私の強み」を引き出してくださいました。

こうして、ヨチヨチ歩きの伴走者としてお世話になることになりました。

 

★「パンダリングローズのオリジナル教本」

そんな経緯の中で、今まで試行錯誤しながらも練り温めていたものを【パンダリングローズのオリジナル教本】として集約し作成。

同時期に新たなオリジナル素材を発案、独自の素材として供給できるようになった事も後押しとなり、2015年1月からは、特別枠第1期生として「プレミアムコース」を開講し【パンダリングローズの理念&技術】を共有してくださる方々をしっかり育成し、資格認定をお渡しした方々からも、輪が広がっていけるようにと願い一歩先を見据えた体制作りが始まりました。

 

法人設立

「自分も愉しみながら小さな社会貢献」⇔「一輪のバラから支援金が生まれます」

パンダリングローズ・ラボが社会的に信頼を得て皆様にも認知して頂けるようにと法人化を決意し、【理念と技術】が継承されていくように願い2015年6月23日に「一般社団法人 パンダリングローズ・ラボ」を設立するに至りました。 

 

今も尚、思いがけない素材との出合いがあり展開があります。

 

★2016年、第2期生を迎え

1期生・2期生共に先ずは少数精鋭の優秀な講師を育成し、講師の皆様に一生のお仕事として携わっていただけるようにと協会として最善を尽くしているところです。受講生の方々には、ラボの理念・技術はもちろんの事 これをもって確実にライフワークに繋げていけるように、単位取得中にそれらに向けた心構え、苦手意識の多い自己紹介、SNSなどによるイベントの作成、その他多くの必要な諸準備などのレクチャーを受けていただける環境を設けました。

 

2016年8月3日~8日まで池田市の≪GULIGULI≫のレストランにて、法人設立1周年記念「ギャラリー展とワークショップ」を開催いたします。講師になりたての方々や今勉強中の受講生が協力してのギャラリー展です。

 

 

いつの日か、皆様にもお目にかかれるのを楽しみにしつつ・・・。                              

                                      一般社団法人パンダリングローズ ラボ

                                              代表理事 額賀 美紀

                                                  2016年6月記

 



一般社団法人【 パンダリングローズ・ラボ 】

代表理事 額賀 美紀 Facebook

TEL:090-3678-6683 / FAX:072-793-0425